JIS B1051-2000《钢制螺栓和螺钉机械的性质》
この規格は,炭素鋼製及び合金鋼製のボルト,ねじ及び植込みボルトを,10-35℃の環境温度範囲内で試験したときの機械的性質について規定する。この規格の要求事項に適合する製品は,10-35℃の環境温度範囲内において評価されるが,この温度範囲より高い温度又は低い温度のもとでは,規定の機械的及び物理的性質を保持することができないことがある。附属書Aに高温における下降伏点又は0.2%耐力の値の例を示す。規定の環境温度の範囲ょり低い温度においては,特に衝撃強さに重要な変化が起こることがある。ねじ部品を規定の環境温度より高い温度又は低い温度で使用する場合には,製品の機械的及び物理的性質が,使用者側の特別な仕様条件に適合するかどうかを,使用者側の責任において確認しなければならない。ねじ部の有効断面積に比較して頭部近傍のせん断面積が小さい皿頭,丸皿頭,チーズ頭などのおねじ部品は,この規格で規定するねじり試験又は引張試験の要求を満たさないことがある(6.参照)。