JIS Z1402-2014《木箱结构》
この規格は、内容品質量1.5 t以下,外のり寸法が長さ6.0 m以下,幅1.5 m以下及び高さ1.5 m以下で,3辺の合計が7.0 m以下の輸送包装に用いる木箱について規定したものであるが、最近の生産及び使用の実態を踏まえて、規格内容の充実を図るため、改正を行うものである。
主な改正点は、次のとおりである。
(1)この規格の名称「木箱」から「木箱の構造」に変更することとした。(2)流通条件によりクラス1と,クラス2の2種に区分することとした。(3)表2(木材の許容強さ)の長さ方向の引張強さを変更した。 (4)積上げ荷重の数値を全面的に見直した。 (5)つまの形式を,上げつま(額桟)形式を標準とした。 (6)ターポリン紙及びアスファルトルーフィングは,環境問題を考慮した。 (7)“木材の試験強さ及び許容強さ”は,から松からラジアタ松に変更したことから改正することとした。