JIS B9655-2014《制粉机械安全及卫生设计要求事项》

この規格は、製粉機械及びその附属装置に限定した特定の安全?衛生設計のための要求事項であり、JIS B 9700、JIS B 9960-1、JIS B 9650-1及びJIS B 9650-2が定める要求事項の拡張が必要な事項について規定したものであるが、最近の生産及び使用の実態を踏まえて、規格内容の充実を図るため、改正を行うものである。
　主な改正点は、次のとおりである。
（１）規格名称を「設計基準」から「設計要求事項」に改める。
（２）関連規格との整合並びに要求事項を定める機種及び各保護方策を見直し。
（３）ＩＳＯ　Ｇｕｉｄｅ７８に従い、安全及び衛生に関する重大な危険源を要求事項の前に明記。
（４）制御系の安全関連部の要求をパフォーマンスレベルにより規定する内容に修正。
（５）粉砕機を「ロール粉砕機」と「ピンミル」に分け、それぞれ固有の安全を規定する内容に修正。
（６）リスクアセスメントの結果から、「精選機」「補助粉砕機」は、固有の安全設計を定めるべき重大なリスクがないことから除外。
（７）機械メーカ及びユーザからの聞き取りの結果、「ピュリファイア」「円筒形強制排出ふるい機」の出荷?利用数が少ないことから除外。