JIS G0584-2014《电弧焊钢管的超声波探伤检验方法》
この規格は、内外両面を長手方向又はスパイラル状に自動アーク溶接法によって製造した、外径350 mm以上,かつ、厚さ6 mm以上の炭素鋼管及びフェライト系合金鋼管溶接部の、自動又は手動による超音波探傷検査方法について規定したものであるが、最近の生産及び使用の実態を踏まえて、規格内容の充実を図るため、改正を行うものである。
主な改正点は、次のとおりである。
1)用語の定義(人工きず、対比試験片、製造業者、マーキング装置及び自動警報装置)を他の鋼管の非破壊検査方法に整合して記載する。
2)フェーズドアレイ探触子を追加する。
3)スパイラル溶接鋼管の斜角探触子の屈折角の選定の方法を容易に理解させるため図を追加する。
4)自動探傷の場合の探触子と探傷部との相対速度を±10%の範囲で制御することとする。
5)ISO規格で規定する人工きず、許容レベル及びその記号を追加する。
6)装置の感度調整及び感度の確認方法をISO規格に整合させた表記とする。
7)結果の判定及び嫌疑材の処置をISO規格に整合させ、明確化する。
8)旧規格の”記録”の箇条名称をISO規格に合わせて“検査報告”とする。